バスケットボールがご縁のウェディングポートレートを撮影させていただきました。

練習している体育館に伺って間違ってもバスケ経験者です、なんて言えないハードな練習を見ながら、二人のパス回しやスピード感に惚れ惚れするしかありません。

そんな彼らからはいろんなイメージがスピーディに溢れてきます。どのアイデアも軽やかで遊び心たっぷり。

そして私以上に、自分たちの欲しい写真を構築していくのが早い!

誰よりも今、この撮影を楽しんでる感じが、欲しい写真に近づいていってる期待感が、メールのやり取りに滲んでいました。

ほんとうに駆け上がっていくように!なんというか、言葉や気持ちのやりとりがとてもみずみずしいんです。

こうしてあっという間に、チームを巻き込んでの撮影も楽しんでしまったのでした。(追っかけられても、連れて走り去るだなんて、なかなかですよーーーw)

彼が一番心配していた、彼女の”カメラを向けられた時の緊張の表情”は撮影したカットの中に一枚も無く、スポーツマンらしい爽やかさって気持ちいい風に似てるなと個人的に思っていました。

放課後の体育館のおおらかさ、ふたりの若々しさと生命力、軽やかで、何も怖いものがないような、まっすぐな何か。

なんだかとても懐かしい気分になってしまって、とっても羨ましいなぁと思ってしまいました。

結婚式のウェルカムボードになったそうで、今度、反応はどうだったかを聞いてみたいと思っています。

撮影日:2015年 3月29日
場所:毎週練習している体育館

彼女に彼のいいところは?と聞いた時、「本当になんでもできるんで、尊敬します。」と照れることもなく、真っ直ぐに見つめられて言われた時、鼻血が出そうになりましたw