そういえばマタニティフォトとしてお二人を

撮影したのも、とても暑い日だったと思いながら、

可愛いお子さんとご一緒に撮影できた今日も

紺碧の青い空。暑い!

太陽のまぶしさに負けない3人の良い表情に、

短い時間に出来るだけこぼさないように

撮影を進めます。

父と母になった二人の息子さんへの現状判断と

察知の速さは驚くほどのパフォーマンス。

私にとって、もともと仕事のできる二人は、

できる親にもなっていました。

大人の期待に軽々と答えてくれる彼に、

すっかりファインダーのこちら側で

ニコニコしてしまう私。

海外からの観光客が多くを占める日本庭園は、

撮影する3人を見ては目を細め、

さっと避けて通ってくれる人たちばかり。

時折、カワイイって声も聞こえてきます。

あっという間に撮影完了となった瞬間、

お父さんが慌てて息子くんを日陰のある東屋に連れ

走って行くのを見て拍手を送りたくなってしまった。

1年あればこれだけ変わるんだ、3年あれば別世界。

約1年前のマタニティ撮影時と同じ場所にアングルを

決めて眺めながら、ここからの風景だけは

変わってないなぁと思っていました。

家族の成長の中で、時代や状況、環境も考え方も

きっと変わる。そんな中で、二人の思い出の場所が

あるってことが、立ち戻れる思い出と場所が

変わらずあることはとても貴重なことなのかも

しれません。

大きな街の大きな庭園だから、たくさんの人が

様々な記憶や思い出を寄せているだろうけど、

忙しい二人をゆっくりとした気持ちにさせてくれた

休日の思い出は、誰とも重ならない今への

起点となっているはず。

(約1年前のお写真と物語はこちらで見ていただけます。)

「いつも同じようにある」ことにはすごく

価値があるし努力が必要だと知れた

1日にもなりました。

日時:2024年9月28日
場所:浜離宮恩賜公園

息子さんが食べていたおこめぼーは、見たことないお米の棒菓子で、
ベビー用お菓子にも止まらない進化を感じました。
美味しそうにたくさん食べていたなぁ♡