7月に初の移動写真館!というか、富山県高岡市にお邪魔して、高岡伝統産業青年会のうちの数名の職人さんを撮影させていただく機会に恵まれました。

高岡伝統産業青年会とは、銅器・漆器などの伝統工芸に従事する40歳までの青年団体のこと。職人という立場では若いのかもしれませんが、すごい技術の持ち主ばかりが集結した、なんとも勢いのある青年会です。

繊細な仏具の模様から、螺鈿や鏡面仕上げ、鋳物ができていく行程や、技術からうまれるデザイン。美しい工芸製品が出来上がっていくのを目の当たりにしながら、感動しかありませんでした。。。

今回はそんな若手の伝産メンバーから、高岡や工芸への思い、覚悟、職人としての生き方、ただひとりの若者としての気持ち、本当にいろいろ聞きました。

”職人っぽい写真”じゃなくて、その人が持っている物語を撮ってみたいと思いました。

その人にしか出てこない、ひとつだけの物語。ぜひ6人の姿を見てください。あなたにも重ねて見てください。

そしてガラが悪いどころか、みんなおおらかで優しく、仕事になると厳しく、家族のことになると緩んじゃう、気持ちの熱いオトコタチでした。